終わりを思い描くことから始める

第二の習慣:終わりを思い描くことから始める(目的を持って始める)

私の大好きな7つの習慣にある言葉です。
まさに、その通りだと思います。

私は、2017~2020年は、空白の3年間と位置付けています。
そして、2021年は改革の年です。

コロナウィルスをきっかけに、働き方が変わりました。
当たり前のように9時ごろ出社し、22時頃帰宅するという行動をしていましたが
緊急事態宣言が出され、出社制限が掛かり、在宅勤務となりました。

通勤がなくなり、打ち合わせもオンライン、チャットでのコミュニケーションと
働き方が変わりました。

そんな中で私は、心の変化、考え方の変化があり、これまでの生き方(時間の使い方)に
違和感を感じるようになってきました。

このままでいいのだろうか?
このペースで定年まで働き続けるのだろうか?
60歳になったら、定年するのだろうか?
55歳で役職定年となるが、そこからの会社人生は楽しいのだろうか?

将来について、いろいろと考えるようになりました。
はじめは漠然としていましたが、だんだんと考えがはっきりしてきて

・このままは嫌だ
・今、何のためにこんなに会社に自分の時間を捧げているんだっけ?
・そもそも何のために働いているんだ?
・自分の人生なのに、誰かのために働いていないか?
・何でこんなに自分の時間がないんだ?

こんな問いがたくさん出てきました。

「はしごをかけ違えていれば、一段ずつ登るごとに、間違った場所に早く辿り着くだけである。」

7つの習慣に出てくる一文ですが、まさにこの状態に陥っていました。
すごくショックでした。
好きで7つの習慣を読んでいたのに・・・
ちゃんと理解していたはずなのに・・・
これ、自分じゃん・・・

私は知らない間に、人生という長い旅の途中で迷子になっていました。
結構先に進んじゃっていますけど・・・

どこではしごをかけ違えちゃったのだろうか・・・
いろいろ考えました。
過去の手帳や仕事メールのやり取りを振り返ったりして、記憶をたどりました。
すると、なんとなく答えが見えてきました。

ちょうど3年前、新しい仕事でプロジェクトリーダーに任命されたとき、
このタイミングで明らかに、違う場所にはしごを掛け変えていたのです。

目からウロコでした。
これまで言語化できなかった心の中でモヤモヤしていた気持ちの原因が明確になり、
スッキリした気持ちと同時に、
「あー、こうなっちゃうのかー。」という後悔の気持ち。
「ちゃんとしたところに、はしごを掛けないと全然ちがうところに行ってしまう。」という焦りの気持ちが
出てきました。

ここから、私の自己分析が始まりました。

私はどこに向かいたいのだろうか?
私は人生を全うし、最後に振り返ったときに、どう思いたいのだろうか?

ここがはっきりしない状態で、人生を走り続けるのは大変なことです。
ゴールの方角も、ゴールまでの距離もわからないまま、目の前の障害物を避けながら
漠然とした残り時間だけを頼りに、全力で走り続けているのですから。

私はこのタイミングで気づくことができたので、非常にラッキーだと思っています。
きっと、今も気づかずに走り続けている人がたくさんいるのではないかと思います。

そんな人たちを手助けしてあげたいと思っています。
私自身、まだ途中ですが、少しだけ先を歩いている人間として、アドバイスできるのではないかと思っています。

続きは、また明日。