80歳まで働くことを真剣に考えよう

どうやら我々は、100歳近くまで生きることになりそうなので、

80歳まで働くことを覚悟した方が良さそうです。

 

世間一般のイメージは、こんな感じではないでしょうか。

・60歳が定年

・年金は65歳からもらえる

・定年から65歳までは再雇用を希望して食いつなぐ

 

今の世代の方々は、この考え方で多分大丈夫です。

年金だけでは生活していけないようなので、少しずつ貯金を切り崩し

80歳ぐらいまで悠々自適に暮らしていけるのだと思います。

 

我々、40代サラリーマンは、どうでしょうか?

この考え方は通用しません。

寿命も延びるし、年金受給額もおそらく下がる。

親や先輩方と同じ生活、同じ人生を歩んでいてはいけないのです。

 

今日をきっかけに、以降の人生(身の振り方)を考えていってほしいと思います。

 

80歳まで働く

まず、考えなきゃいけないのが、80歳まで働くということです。

我々は80歳まで働かないと、死ぬまでまともな生活ができないと

思ったほうがいいです。

 

「えー、60歳でつまらない仕事から解放されると思っていたのに、

そこから20年もあるのー。」

って、嫌な気持ちになった方、かなり危険な状態です。

 

今後、自分がどういう人生にしたいのかを、真剣に考えてもらったほうが

良いと思います。

こういう考えをお持ちの方は、60歳がゴールだと思っているんですよね。

ゴールが見えている(わかっている)から、その距離感を意識して、

働くペースを決めて日々を生きている。

 

だから、困難も乗り越えられるし、ゴールに向かって一生懸命生きていける。

それが急に、「ゴールは60歳ではなくて、80歳だよ。」なんて言われると、

ゴールまでの20年も延びちゃって、「このペースでは走り切れない。もう無理。。」

ってなってしまいます。

 

こういう方の大前提にあるのが、"仕事はつまらないもので、生活するために

やらなきゃいけないもの"ということなのではないでしょうか。

 

60歳が定年であったこれまでの時代では、良かったのかもしれません。

しかし、これからの「人生100年時代」でも、同じ考え方のままでは

大きく苦労すると思います。

 

だって、つまらない仕事を80歳まで続けられませんから。

 

これからの時代に大事な考え方

「今を生きる」「長く生きる」この2点を意識して、自身の方向性を定めて

いくことが大事になります。

そもそもゴールまでが長いので、今を大事にして、我慢しない。

自分のやりたいことやる。

 

やりたいことが今すぐできないのであれば、先にあるやりたいことに向かって、

今できることをやる。

そうすることで100年もある長い人生を自分主導で生きていくことができる。

 

確かに簡単ではありません。

でも、これができないと、会社に主導権を握られ、誰の人生を生きているのか

わからなくなってしまいます。

 

まずは、自分の価値観を明確にすることから始めましょう。

焦る必要はありません。人生100年時代、まだまだ時間はあります。

価値観の明確化については、手法やフレームワークはいろいろあります。

 

私も教えられますので、困った時は相談ください。